津江神社の樟(県指定天然記念物)
津江神社の樟由来記に、平安末期の嘉応元年丑年、(1169年)2月初丑日黒木城(猫尾城)主、源助能の創設とあります。 助能氏(すけよし)は豊後(大分県)の大友氏に疑いをかけられ、豊後津江山浦に閉じこめられました。助能は「この無実の疑いがはれ黒木に帰城できたときは、津江宮を黒木庄中の宗廟としてお祀りします」と願をかけお祈りしました。やがて疑いがとけ帰城ができたので、津江宮の神霊をうつし津江神社と名づけ建立しました。 樟は樹令800余年。根元土ぎわ周囲36メートル、地上1.5メートル、幹部周囲12メートル、枝下9メートル、樹高40メートル、枝張東西43メートル、南北40メートルの老樹、巨木で境内をこんもりとおおい、なお今日も樹勢は旺盛です。末社春日社の御神身体となっています。
昭和29年12月13日、県の天然記念物に指定を受けました。
平成8年3月20日 黒木町教育委員会

矢 部 川
福岡県と大分県の境の竹原峠付近を源流とし、筑後平野を横切って有明海に注ぐ全長55kmの福岡県で3番目の大河です。

黒木大藤
1395年、後征西将軍良成親王のお手植えと伝えられ、樹齢600年以上を数える今でも力強く、また、たくましく生き続ける長寿の藤として、国の天然記念物に指定されています。
大藤がある素盞嗚神社には、約3,000㎡もの広大な藤棚が広がっており、毎年4月中旬ごろに開花し、1mを超える紫色の花房を垂下させます。

山中渓谷の紅葉

日向神ダム周辺

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